2009年3月5日、広東省広州市で未婚女性3人が違法に代理母となっていることが発覚した問題で、仲介業者は全国に広がっていることが分かった。鳳凰網が伝えた。

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代理母問題が発覚した広州市では複数の仲介業者がしのぎを削っているという。そのうちのある「代理母センター」は全国にチェーン展開する自称「業界最大手」。広州支部は3年前に設立され、現在はおよそ60人の代理母希望者が登録されている。大部分が未婚で広東省周辺の貧困地区からやって来る人が多い。顧客が払う費用は1回15万元〜25万元（約220万円〜約350万円）だが、仲介費用は2万元（約29万円）前後。代理母への報酬は1人5万元（約72万円）〜12万元（約170万円）。学歴や容姿によって違ってくるという。

同支部の担当者によると、広州だけで毎年30人以上の代理出産による赤ちゃんが誕生している。代理母も正月は帰省するため、旧暦で年初めとなる2〜3月に請け負う人が多い。女性は経済的に困窮している人ばかりで、先日発見された3人の代理母も「生活が苦しいから」と話していたという。（翻訳・編集/NN）