アジア系の人口、2050年には3倍増の4600万へ、中国系が最多―米国予測

Record China    2009年3月10日(火) 11時2分

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8日、米国人口が今世紀半ばには43%増え、2050年には4億3900万人に増加すると予測されている。とくにアジア系住民の増加が著しく、4600万人にまで激増するとみられている。写真はニューヨークの中華街。

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2009年3月8日、中国新聞社によると、米国勢調査から、米国の人口は今世紀半ばには43%増え、現在の3億500万人から2050年には4億3900万人に増加すると予測されている。とくに増加が著しいのはアジア系住民で、現在の1550万人から2050年には4600万人にまで激増すると見込まれており、全人口に占める割合は5.1%から9.2%と、ほぼ倍増する見通し。

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もっとも増加が著しいマイノリティーはスペイン系で、全人口の約3分の1を占める。アジア系住民では中国系が最多で、約4分の1。アフリカ系は4110万人から6570万人に増えるほか、ネイティブアメリカンやアラスカ先住民も増加すると予測されており、スペイン系以外の白人住民がマイノリティー(少数派)に転落するという。

アジア系住民の40%近くがロサンゼルスやサンフランシスコ、ニューヨークなどに居住、約540万人がハワイと西海岸に集中し、うち約420万人がカリフォルニア州に居住している。カリフォルニア州はアジア系住民の増加が著しく、中国系やインド系が急増している。同州クパチーノ市ではアジア系住民が市の全人口の56%を占めるまでに増え、アジア系がマジョリティー(多数派)になっている。(翻訳・編集/岡田)

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