日本の失業者がはるばる職探し!「食住だけで…」―広東省深セン市

Record China    2009年3月11日(水) 0時4分

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9日、中国紙は、「派遣切り」にあった日本人失業者が広東省深セン市まで来て職探しをしていると報じた。写真は広東省の工場。

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2009年3月9日、中国紙・深セン商報は、「派遣切り」にあった日本人失業者が広東省深セン市まで来て職探しをしていると報じた。

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「技術があります。仕事には自信があります」と中国人社長に頭を下げるのは、名古屋から来た大野さん。人事担当者に希望報酬を聞かれると「食事と住む場所があれば十分です。とにかく仕事が必要なんです」と答え、相手を驚かせた。

大野さんは日本で派遣労働者として工場勤務をしていた。手取りは毎月約6万8000円。昨年10月に解雇され、宿舎も追い出された。もちろん貯金はない。「会社は僕たちを凍死させるつもりかと思いました」と語る。

世界的な金融危機の影響で、戦後最悪の不況に見舞われた日本。厚生労働省によると、昨年10月以降の失業者は13万1000人に上る。大野さんのように深センで職探しをする人はあくまでも少数派だが、同市ではこのほかにも千葉から来たデザイナーが1週間職探しをしたが失敗し、帰国したという情報もあるという。(翻訳・編集/NN)

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