アジアで戦争勃発なら、間違いなくここ!もめ事が多い南シナ海―英紙

Record China    2009年3月12日(木) 18時10分

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10日、英紙は「南シナ海はもめ事が多い海」と題した記事で、南シナ海は世界で最も緊張状態にあり、最も複雑な水路であると論じた。写真は昨年3月、南シナ海で訓練を行う中国海軍南シナ海艦隊。

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2009年3月10日、英タイムズ紙は「南シナ海はもめ事が多い海」と題した記事で、南シナ海は世界で最も緊張状態にあり、最も複雑な水路であると論じた。11日付で新華網が伝えた。

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南シナ海で8日、複数の中国艦艇が米国の調査船を取り囲む騒ぎが発生した。米政府は翌9日、「中国が公海上で騒ぎを起こした」と抗議したが、中国は「中国の排他的経済水域で違法に活動していた」と反論している。

同海域は中国やフィリピンなどアジアの6か国・地域に囲まれており、長い間領有権争いが展開されてきた。特に南沙諸島には大規模な石油や天然ガス資源が眠っているため、各国が狙っている。中東から日本などの先進国へ原油を運ぶタンカーが通るのも、同海域を横切るルートだ。そのため、もし今後アジアで戦争が勃発するとしたら、その始まりは間違いなく同海域であると言われている。

南シナ海では01年、米偵察機と中国の戦闘機が空中で接触し、中国人パイロットが行方不明になる事件も起きている。中国政府は当時、南部の海南島に不時着した米軍機を分解し、乗員の米国人を一時拘束した。(翻訳・編集/NN)

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