ハンセン病患者6658人、08年にも1614人が新たに発症―中国

Record China    2009年3月13日(金) 18時3分

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12日、中国疾病予防控制センターのハンセン病担当者は、08年末現在の中国のハンセン病患者は6658人に上ることを明らかにした。写真はハンセン病患者などが入院する南京の病院。

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2009年3月12日、中国疾病予防控制センターハンセン病控制センターの張国成(ジャン・グオチョン)副主任は、中国には08年末現在でハンセン病患者が6658人いることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。

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張副主任によると、08年に新たにハンセン病を発症したのは1614人で、うち児童が40人(全体の2.48%)を占めた。新たに発症した患者のうち、22%以上に障害が残るという。また、一旦治癒した後に再発した例は149人確認された。

中国ではハンセン病抑制の基準を「県単位(市よりも小さい単位)の発症率10万分の1以下」としている。05年末で、この基準を超えた県が全国で298か所、発症率が1万分の1以上の県が43か所存在した。08年末には、それぞれ288か所、48か所となっており、全体的な状況はほぼ変わっていない。

張副主任は「発症率1万分の1以上の県48か所は、雲南省、貴州省、四川省、チベット自治区、湖南省の5地区に分布している。状況が深刻な地区では発病10年後にやっと発見されたような例さえある」と大きな地域差を指摘した。

今年の新たなハンセン病発症者は08年とほぼ変わらず、大幅な減少が望めないと予想されているという。(翻訳・編集/HA)

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