<動物像>十二支像の「龍」は台湾にある=著名コレクターが証言―台湾

Record China    2009年3月13日(金) 15時12分

拡大

12日、清朝末期に北京・円明園から英仏連合軍に略奪された十二支像のうち、中国人に最も人気のある龍の像が台湾にあることが、コレクターの証言で明らかになった。写真は05年11月、中国・広西チワン族自治区で公開された本物の牛、虎、サル、イノシシ像。

(1 / 7 枚)

2009年3月12日、清朝末期に北京・円明園から英仏連合軍に略奪された十二支像のうち、中国人に最も人気のある龍の像が台湾にあることが、コレクターの証言で明らかになった。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

台湾の著名なコレクター、王度(ワン・ドゥー)氏が中国・深セン衛星テレビのインタビューに答えた。十二支像といえば、ネズミとウサギの像がパリで競売にかけられたことをめぐって騒動が起きたばかり。王氏によると、龍の像は80年代に台湾に渡り、保存状態は良好。当時の値段は400〜500万NT(約1130万円〜1400万円)だった。持ち主の名前は明かされなかったが、パリでの騒動を教訓として「しばらくは世間への公表を控えると思う。競売にかける予定だったが先延ばしにするようだ」と話した。

十二支像は1860年に英仏連合軍の略奪を受け、流出。その後、牛、サル、虎、イノシシ、馬の5体はマカオの実業家や中国軍系の企業が買い戻したが、残る7体のうちネズミとウサギ以外の5体は行方不明とされていた。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携