<世界遺産>平泉登録に外国人専門家、中国人研究者も推薦書に助言―日本

Record China    2009年3月15日(日) 13時36分

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13日、世界遺産登録を目指す岩手県の「平泉の文化遺産」の推薦書作成委員会は今年2月、中国とカナダから研究者2人を招いて国際専門会議を開き、意見を求めた。

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2009年3月13日、岩手県平泉町の「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を目指し、日本の文化庁は今年2月に外国人研究者2人を招いて国際専門会議を開き、主題設定に関する意見交換を行った。在日華人向け新聞電子版「中文導報網」が伝えた。

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2011年に「平泉の文化遺産」を世界遺産に登録するための重要な課題である主題設定について、文化庁は2月にカナダ人のハーブ・ストーベル氏と中国人の呂舟(リュー・ジョウ)氏を平泉町に招き、専門家2人の助言を求めた。呂氏は現在清華大学建築学院副院長のほか、中国国際記念物遺跡会議(ICOMOS―CHINA)副主席、国際文化財保存修復センター(ICCROM)理事を兼任している。

文化庁はこれまで「政治・行政上の拠点」と「浄土世界」の2本柱で主題を設定していたが、これに対し2氏は「建築物と庭園を中心とする『浄土世界』に統一すべき」だと提言。「平泉の文化遺産」推薦書作成委員会は今月13日、2氏の意見を取り入れ遺跡に関する主題を「浄土世界」を軸に作成することを確認した。同委は4月に再び2氏を招いて国際専門家会議を開催するという。(翻訳・編集/本郷)

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