Record China 2009年3月16日(月) 19時24分
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14日、フィリピン外務省は中国へ赴く際には如何なる禁止薬物も所持しないようにとの声明を発表した。今年に入ってすでに16人のフィリピン人が麻薬所持で逮捕されている。写真は北京首都国際空港の麻薬検査室。
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2009年3月15日、新華社通信(電子版)によると、フィリピン外務省は14日、今年に入ってからすでに少なくとも16人のフィリピン国民が麻薬を所持して中国へ入国しようとしたことで逮捕されているとして、観光や仕事で中国へ赴く際には如何なる禁止薬物も所持しないようにと注意する声明を発表した。
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声明によれば、アジア各地の麻薬組織が中国へ麻薬を密輸する際にフィリピン人を運び屋として利用するケースが増えており、3月11日までに広東省広州市、福建省アモイ市、上海市、香港、マカオで16人のフィリピン人が身柄を拘束された。また、08年には中国で麻薬に関係して逮捕されたフィリピン人は111人にのぼり、その大多数が女性で、07年と比べて594%増だった。
さらに、中国では過去2年間で22人のフィリピン人が死刑判決を受け、12人が無期懲役、11人が15〜16年の懲役に処されていることを挙げ、麻薬犯罪は厳罰に処されると警告し、麻薬の密輸に加担しないよう注意を喚起している。(翻訳・編集/岡田)
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