Record China 2009年3月19日(木) 16時23分
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16日、ここ10年間で中国国内に外国人建築家による奇抜なデザインの建築物が激増。中国の学者は外国人建築家が中国でデザイン重視の建物を実験的に造っていると非難した。写真は米誌「世界10大奇跡の建築」にも選ばれた中国国営テレビ局CCTVの新社屋。
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2009年3月16日、「まるで最新流行のファッションで通勤するモデルのようだ。外見は派手だが実質的ではない」―清華大学建築学院教授で著名な建築士でもあるカナダ国籍の建築評論家、彭培根(ポン・ペイゲン)氏は、貴州省貴陽市の花渓CBD(中心業務地区)建築プランをこう批判した。中国青年報が伝えた。
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彭氏は「あまりにも奇抜なデザインの建築物が乱立する花渓CBD建築プランは貴陽市民の審美眼を侮辱するものであり、世界最高の建築家に与えられるプリツカー賞の選定基準で国際的にも通用する評価対象の『厳格な取り組みと効率的に優れた機能、優雅なデザイン』に何一つ当てはまらない」と酷評した。
11人の外国人建築家による同デザインについて「彼らにとっては単なる学術実験にすぎないだろうが、住民にとっては極めて迷惑な建築だ」と断言。世界中の建築家に「基本への回帰」を叫び、「建物の外観よりも中身で勝負するべきだ」と主張している。さらに「最近10年間の間に多くの外国人建築家が、自分たちの国では決して許可が下りないような化け物じみた刺激的デザインのビルディングを中国国内に建ててきた」として「耐震設計などの安全性に問題がある建築物も多く、建築家としての職業倫理に反する」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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