Record China 2009年3月23日(月) 14時24分
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2009年3月19日、韓国の江陵端午祭の研究者及び関係者一行が北京市を訪問した。中国では江陵端午祭のユネスコ世界無形文化遺産登録を「韓国が中国の文化を略奪した」と広くとらえられているが、これが誤解であることを伝えたいという。写真は中国湖北省の端午節。
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2009年3月19日、韓国の江陵端午祭の研究者及び関係者一行が北京市を訪問した。中国では江陵端午祭のユネスコ世界無形文化遺産登録を「韓国が中国の文化を略奪した」と広くとらえられているが、これが誤解であることを伝えたいという。22日、中国新聞社が伝えた。
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訪問団の一人である江陵大学の張正龍教授は韓国紙・中央日報の取材に答え、「中国の端午節は戦国時代楚国の詩人・屈原に由来するものであるが、江陵端午祭は新羅金●信将軍、新羅末期の高僧・汎日国師、大関嶺の山神の化身に由来するもので、全く異なる祭日である」(●はがんだれに臾)とコメント、韓国による文化略奪説を否定した。祭の内容も中国ではチマキ、ドラゴンボートレースが有名なのに対し、韓国では伝統音楽と田植え歌、官奴仮面劇、物語詩の朗読などが代表的と違ったものだという。
張教授は「両国国民の端午節、端午祭に関する誤解を解きたい」と話した。中国の学会ではその差異が認識されるようになったが、中国メディアは今なお「略奪説」を伝えることが多い。そのため中国メディアの記者を江陵端午祭に招待し実情を理解してもらうことが計画されている。(翻訳・編集/KT)
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