残虐!毛皮狙った動物園のトラ毒殺に、懲役10年以上の判決―湖北省宜昌市

Record China    2009年3月24日(火) 12時14分

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23日、湖北省宜昌市夷陵区の裁判所はこのほど、同市の動物園で東北トラを毒殺した罪で、男2人にそれぞれ懲役18年と10年の一審判決を言い渡した。写真は同動物園の東北トラ。

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2009年3月23日、湖北省宜昌市夷陵区の裁判所はこのほど、同市の動物園「三峡森林野生動物世界」で東北トラ1頭を毒殺したとして、希少野生動物殺害罪で逮捕されていた首謀者で同動物園の経営者である汪竹義(ワン・ジュウイー)と共謀者の江書元(ジアン・シュウユエン)2人に、それぞれ懲役18年と10年の一審判決を言い渡した。2人は毛皮を得る目的でトラを毒殺した。楚天都市報の報道。

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報道によると2005年末、トラの毛皮を収集しようとした江容疑者は、汪容疑者に8万元(約112万円)を渡した。08年2月、2人はトラ皮の入手の方法について相談、同年3月1日午後、動物園で落ち合った。汪容疑者はビニール袋と皮を剥ぐためのナイフを、江容疑者はネズミ用の殺鼠剤を、それぞれ前もって準備していた。汪容疑者がエサを与えているあいだに、江容疑者は殺鼠剤を混ぜたエサを加え、東北トラを毒死させた。2人はすぐにトラの毛皮を剥ぎ、江は毛皮とトラの骨を車に乗せ、家に持ち帰った。

裁判所は、2人が金銭的利益を目的に共謀して国家一級保護動物の東北トラ1頭を殺害した罪のほか、汪容疑者が経営者の地位を利用した希少野生動物の買い取り、輸送、販売の容疑についても、それぞれ有罪とした。同紙によると、一審判決後、2人はいずれも控訴している。(翻訳・編集/津野尾)

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