2009年3月27日、中国国家統計局は27日、09年1、2月の製造業の純利益が前年同期比37．3％減の2191億元となったと発表した。

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企業形態別にみると、国有・国有持ち株会社が59．2％減の567億元、地方政府などが所有する集体企業が5．9％減の59億元、株式制企業が39．7％減の1115億元、香港・マカオ・台湾を含む外資系企業が39．3％減の620億元などとなった。

業種別にみると、石油・天然ガス採掘が86．1％減、化学工業が49．3％減、建材が3．6％減、電子・通信設備が96．3％減、交通・運輸設備が40．4％減、電力が77．0％減などと軒並み減益。鉄鋼業は前年同期の255億元の黒字から7億7000万元の赤字に転落。非鉄、化繊も赤字転落した。

一方で石炭業は15．0％増益。石油加工業も前年同期の194億元の赤字から117億元の黒字に転換した。

中国工業・情報化部が先ごろ発表したこの期の鉱工業生産は前年同期比3．8％の増加にとどまった。業界関係者によれば、生産高の伸び鈍化は、企業が在庫処理の段階にあることを表すもので、企業の生産活動の停滞が収益力低下につながったものとみられる。（翻訳・編集/HI）