炭坑事故で13人が生き埋め=1週間経過、生存は絶望的と救出活動を中止―湖南省常寧市

Record China    2009年3月30日(月) 12時54分

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29日、漏水事故から7日経過した湖南省常寧市の炭坑で、生き埋めになった作業員13人の生存が絶望的となり、救出活動が中止された。写真は23日の様子。

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2009年3月29日、新華社通信(電子版)によると、湖南省常寧市の炭坑で21日、漏水事故が発生。生き埋めになった作業員13人の救出活動が続けられてきたが、事故から7日が経過し、作業員の生存が絶望的となったため、救出活動が中止された。

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湖南省安全生産委員会の専門家チームは、事故のあった炭坑は狭く、13人が生存するための酸素はすでになくなったと判断した。また、事故現場周辺の状況から水を抜くことが難しく、救出活動を継続するためには水抜きに少なくとも40日かかることや、空気中に多量の硫化水素が含まれていること、さらなる落盤や地滑りが発生する危険性が高いことなどから、救出活動の中止を決定した。

炭坑の責任者はすでに公安機関により身柄を拘束されており、被害者の各家族には20万元(約280万円)の賠償金が支払われることになっている。(翻訳・編集/岡田)

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