2009年3月31日、新京報によると、今月29日に北京市内の国営テレビ局・中国中央テレビ（CCTV）新社屋の屋上から清掃作業員が転落死した事故は、自殺の可能性が高いことが分かった。

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29日午後、ビルの屋上（45階）で壁を清掃するためのゴンドラの操作を担当していた作業員が突然転落し、地面に激突して即死したと伝えられた。目撃者の話では、この作業員はゴンドラに乗っておらず、屋上から直接転落したという。

同社屋の現場担当者が30日明らかにしたところによると、転落した作業員は電動ゴンドラのオペレーターを担当していたが、男性が転落した場所はすでに作業が終了しており、ゴンドラも稼働していない状態だった。さらに、高所での作業の前には安全措置をとらなければならず、作業中に転落したとは考えにくいという。

また、死亡した男性の同僚によると、男性には普段から情緒不安定な様子が見られたという。事故発生当時は休憩時間中だったが、男性は他の作業員とは一緒にいなかった。こうした状況から、警察は男性が自殺したものとみて調査を進めている。（翻訳・編集/小坂）