<北京五輪>開会式の古代打楽器、落札後700台が破損で修理へ―北京市

Record China    2009年4月2日(木) 15時54分

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1日、北京五輪開会式で用いられた中国の古代打楽器「缶」が先月オークションで落札されたが、損傷が激しく、落札者は修理に出すなど対応していることが分かった。写真はオークションの様子。

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2009年4月1日、新京報によると、北京五輪開会式で用いられた中国の古代打楽器「缶」が先月オークションで落札されたが、損傷が激しく、落札者は修理に出すなどして対応していることが分かった。

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15万元(約216万円)で「缶」を落札した男性は31日、北京市通州区にある美術工芸品制作・補修会社「北京格申工芸美術品有限公司」に修理を依頼した。同社はもともと、この「缶」を制作した会社。現在、700台の「缶」が修理待ちだ。

同社責任者によると、五輪で使用された際やその後の運送・保管時に通常の摩耗以外の破損があったという。700台の修理依頼が来ているが、制作時に用いられた型などはすべて廃棄されているため、手作業で修理を行っているという。

収蔵家協会の関係者は、「缶」の破損は収蔵価値にあまり影響しないと話す。というのも、製作されてからあまり時間を経ておらず、修理を行っているのは製作を手がけた会社が製作時と同じ材料を用いているからだ。ある収集家は「五輪で使用されたことに意義がある」と話している。(翻訳・編集/小坂)

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