<中仏>「フランス側が条件を全て呑んだ」、首脳会談までの舞台裏―中国紙

Record China    2009年4月7日(火) 16時40分

拡大

6日、中国紙は1日に実現した中仏首脳会談の舞台裏を伝えた。胡錦濤国家主席に同行した同紙記者はロンドン行きの専用機の中で、政府高官から「胡主席はサルコジ大統領と会談する」と聞いている。写真は07年11月、北京訪問時のサルコジ仏大統領。

(1 / 4 枚)

2009年4月6日、中国紙・国際先駆導報は1日に実現した中仏首脳会談の舞台裏を明かした。胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席に同行した同紙記者はロンドン行きの専用機の中で、政府高官から「胡主席はサルコジ大統領と会談することになる」と聞いている。

その他の写真

中仏両国は昨年12月、サルコジ仏大統領がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談したことに中国側が反発し、関係が急速に悪化。中国はその後も「フランス無視」を続けてきた。今回の金融サミット(G20)に際しても首脳会談の予定は直前まで入っていなかったが、1日になって中仏外務省が共同で「フランスはいかなる形式でもチベット独立を支持しない」などとする声明を発表、同日晩に首脳会談が実現した。記事によると、フランス側が全面的に中国側の条件を受け入れたという。

会談実現までには直前まで厳しい調整が続いたようだ。スケジュールは両首脳ともすでにぎっしり詰まっている。最終的には1日夜10時40分(現地時間)、サルコジ大統領が胡主席の宿泊ホテルに出向くことで落ち着いた。両国首脳は互いに挨拶を済ませた後、「この会談を両国関係の新たな出発点にしよう」と誓い合ったという。会談時間はおよそ40分に及んだ。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携