2009年4月6日、「誰から見ても性格のいい男性」として公認の台湾の歌手リッチー・レン(任賢齋)が、交際20年の恋人との結婚を決意した。中国娯楽ネットの報道。

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リッチー・レンは90年代後半、「心太軟」などの大ヒット曲を連発して一大ブームとなった歌手。その後往時の勢いは薄れたものの、俳優としてコツコツと映画出演を続けており、近年は香港の人気映画監督ジョニー・トー(杜[王其]峰)の御用達俳優として実力を見せつけた。同監督作品「ブレイキング・ニュース(04年)」「エグザイル/絆(08年)」では、従来の「気さくな田舎のお兄さん」的なイメージを根底から覆し、ハードボイルドな魅力を爆発させている。

そんなリッチーには、下積み時代からずっと彼を支え続けている20年来の恋人・Tinaがいる。長年同居しておりすでに2子をもうけているが、入籍はずっと棚上げしたままだった。しかし、リッチーはこのほど香港メディアのインタビューに応え、「結婚に対する考えが変わった」と告白。娘と外出した際にウェディングドレス店の前を通りがかり、「将来、娘のウェディングドレス姿を見られたらどんなに幸せだろう」と考えたとき、Tinaの父親の気持ちに初めて思い至り、これまでどんなにか彼を失望させてきたかを思い知ったという。

入籍と挙式を決意したリッチーによると、挙式はTinaの家族を失望させないような立派なものにしたいとのこと。「性格イケメン」として知られるリッチーは、「マスコミにもやさしい結婚式にしたい」と漏らしていた。(翻訳・編集/愛玉)