2009年4月9日、世界的なコンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーの調査によると、中国の富裕家庭は08年現在で160万戸に達し、そのうちの約30％が北京市、上海市、広東省の広州、深セン両市という4大都市に集中していることが分かった。広州日報が伝えた。

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同社は、中国国内の主要16都市で、年収25万元（約370万円）以上の富裕家庭1750戸を対象に調査を行った。調査に基づく研究によると、中国の富裕家庭数は08年現在約160万戸、今後5〜7年間は年15．9％の割合で成長し、2015年には440万戸まで増加する見通し。その結果、同年には富裕家庭数が米、日、英に次いで世界で4番目の規模になると推測している。

また、中国の富裕層は東部と中南部に偏っており、富裕層が集中する上位10都市で全体の約50％を占めていることも明らかになった。中国の富裕層の平均年齢が米日と比べて20歳以上若いことで、富裕層の約80％が45歳以下だった点が注目される。（翻訳・編集/HA）