Record China 2009年4月13日(月) 21時16分
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26日、大都市でのオートバイ乗り入れを禁止している中国で、「環境問題や省エネ対策のために格安のオート三輪やオート四輪の普及を進めるべきだ」と主張するブロガーが登場した。写真はナノ。
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2009年3月26日、程文兵(チョン・ウェンビン)と名乗る中国人ブロガーが、香港のニュースサイト「鳳凰網」に開設した自身のブログに「中国にもNANOが必要」との文章を掲載した。
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中国ではモーターバイクの乗り入れを禁止する都市が増え続けている。だが世界に目を向けると、バイク使用を歓迎する流れも見られる。最近インドで発売されたタタ・モーターズ社の4輪小型車NANO(ナノ)はわずか1万3500元(約20万円)の低価格。その装備や性能を見ると、中国の地方都市で見かける身障者用オート三輪(通称カエル車)と大差ない。この中国人にはなじみの深いオート三輪、実は身障者だけでなく誰でも運転できる。現在国内で使用されているオート三輪には150CCから750CCのエンジンが搭載されており、外見からは一般の小型乗用車と区別がつかないものも多い。
作者は「中国のカエル車はインドのNANOよりさらに安く、1台数千元(数万円)から買える」と指摘。「中国では定価12万元の四輪車に100%の税金をかけて24万元で販売する。購入時にはさらに登録税やナンバー取得料などが必要なほか、道路には約50kmごとに料金所が設置されるなど、全国民が買える価格設定に官民一体となってこだわったインドとは環境があまりにも違いすぎる」と嘆く。「中国政府が価格2万元以下の小型車の生産販売を許可し、オート三輪やオート四輪の市中心部への乗り入れを許可すれば、都市部の交通渋滞や大気汚染を少しでも抑えることができ、内需の拡大からこの世界的な金融危機を乗り越えることができる」と主張している。(翻訳・編集/本郷)
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