<金融危機>経済成長が大幅減速、輸出入が22.9%減―広東省

Record China    2009年4月15日(水) 7時12分

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13日、今年第1四半期の広東省のGDP(域内総生産)伸び率は前年同期比5ポイント低下の5.5%、東莞市ではマイナス成長になると試算されている。写真は深セン市の工業地域。

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2009年4月13日、中国のニュースサイト「金羊網」によると、今年第1四半期の広東省のGDP(域内総生産)伸び率は前年同期比5ポイント減の5.5%、東莞市ではマイナス成長になると見積もられている。

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広東省の黄華華(ホアン・ホアホア)省長が11日開かれた「珠江デルタ地区改革発展計画綱要」会議で明らかにした。輸出向け製品の生産工場が多く集まる東莞市では、2008年第1四半期の総生産額は798億5500万元(約1兆1580億円)だったが、今年第1四半期は772億4000万元(約1兆1277億円)で前年同期比2.5%減となる見込み。08年は同16.2%増だったため、伸び率が18.7ポイントも下がったことになる。東莞市がマイナス成長になるのは史上初となる。

また、広東省全体の輸出入も減少している。今年1〜2月期には25.9%減、1〜3月期は22.9%減で、広東省では国際貿易への依存率が155%と高く、全国平均の2倍以上となっていることから、金融危機の影響を大きく受けるところとなった。広東省の経済成長率は03〜06年には平均14.5%になるなど高い水準を続けてきたが、今年は8.5%の目標達成も難しいと予測されているという。(翻訳・編集/岡田)

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