Record China 2009年4月15日(水) 16時42分
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13日、2010年に開催される「上海世界博覧会」への米国の出展が危ういとの報道が流れている。資金不足から米国のパビリオン建設が暗礁に乗り上げているという。写真は上海万博の建設現場。
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2009年4月13日、韓国の「朝鮮日報」は「上海万博の米国館、資金不足で出展中止の危機」という記事を掲載した。中国「環球時報」の報道。
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2010年に開催される上海世界博覧会の会場では、現在中国館をはじめ参加数十か国のパビリオンの工事がピークを迎えている。米国の時事月刊誌「アトランティック・マンスリー」(電子版)は資金不足から米国館が出展中止の危機に追い込まれていると報じた。
米国館の建設用地(5600平方メートル)は今なお、空き地のまま。08年3月にパビリオン建設許可を得た企業が、不況の影響で資金を調達できなかったからだ。これまでに後援企業として名乗りをあげたのは3Mの1社だけ。世界博への米国の出展が望めないとなれば、最も焦るのは開催国の中国である。米国の不参加で、イベント効果が一気に下降するからだ。
中国政府と上海世界博覧会組織委員会は米国に対し、パビリオンの契約期限の延長や建設費の融資などの助け舟を出そうとしているが、これに応じれば米国の国際的なイメージダウンは避けられないと「朝鮮日報」は指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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