避妊具広告に毛沢東!華人らの怒り爆発―ドイツ

Record China    2009年4月16日(木) 12時22分

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13日、ドイツの広告会社が避妊具の広告に毛沢東のモチーフを登場させ、物議を醸していると伝えられた。しかも、アドルフ・ヒトラーやオサマ・ビンラディンと並んで起用されているため、華人らの怒りを買っているという。

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2009年4月13日、ドイツの広告会社が避妊具の広告に毛沢東のモチーフを登場させ、物議を醸していると伝えられた。しかも、アドルフ・ヒトラーやオサマ・ビンラディンと並んで起用されているため、華人らの怒りを買っているという。環球時報の報道。

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世界のクリエイティブな広告を掲載するサイト・Ads of the Worldに掲載された問題の広告は、今年3月に発表されて以来、ドイツ国内でもこれを問題視する声が出ている。広告主はオランダの薬局・Doc Morrisで、毛沢東に並んでアドルフ・ヒトラーやオサマ・ビンラディンを使用したデザインになっている。肖像をダイレクトに使ったわけではないが、それぞれ特徴的な髪形をモチーフとし、自然に彼らを連想させるような図案となっている。しかも、それが避妊具の広告であることから、とくに中国系の人々の不快感を買ったとみられる。

広告を制作した独企業・Grey Worldwideは設立50年、国内業界第2位で97か国に事務所を構える大手広告会社。独メディアの報道によると、ドイツ銀行はこの騒動を受けて、同社との取引を停止したと伝えられる。

ドイツのメディア関係専門家は環球時報の取材に応え、この広告の意図について「毛沢東のような強大な人物さえも恐れない、そのくらいにこの避妊具は安全性を追求していると表現したかったのだろう」としている。中国の指導者層を起用した広告は、ドイツでも初めてではない。08年1月には、仏・シトロエン社がスペインで出した広告に顔をしかめた毛沢東を使用し、中国系住民の猛抗議を受けて掲載を中止する騒ぎが起きている。(翻訳・編集/愛玉)

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