Record China 2009年4月15日(水) 18時0分
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13日、中国ではここ数年でキリスト教を信仰する人が増えており、その数は中国共産党員数を超えたともいわれている。写真はクリスマスを祝う北京のクリスチャン。
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2009年4月10日の金曜日、北京市内のホテルの1室で「アーメン」という祈りの声が響いた。数十名のキリスト教信者が集まり、「ヨハネの福音書」を学習していたという。中国政府はこうした宗教活動を禁止しているが、最近では大都市のホテルに限らず、地方のカラオケボックスでもよく見られる現象となりつつある。キリスト教徒の数は中国共産党員数を超えたという。「朝鮮日報」の報道。
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香港の「南華早報」に12日、「彼らは神を信じる」と題した記事が記載され、イースターの特集が組まれた。この記事によると、現在中国国内には各派合わせて1億2500万人のキリスト教徒がいるという。人口13億人の10分の1を占め、中国共産党員7400万人を大きく超える数字となる。
中国では19世紀に欧米列強が進出するとともにキリスト教の布教が行われたが、宣教師たちは1900年の義和団運動など「反キリスト教運動」に遭遇した。その後も共産党政権の下で宗教活動に対する規制が行われたため布教活動が事実上停止。その再開はトウ小平の「改革開放政策」を待たねばならなかった。
「共産主義の衰退による宗教の興隆」とも言える事態だが、中国政府は具体的な対処を行う様子はない。北京科学技術大学の趙暁(ジャオ・シアオ)教授は「このままいけば、中国共産党にキリスト教徒の党員が生まれるかもしれない」と語る。これが現実となれ、その人は無神論者? それとも有神論者?(翻訳・編集/小坂)
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