<金融危機>広州交易会、初日成約額は前年比10%の落ち込み―広東省

Record China    2009年4月17日(金) 10時22分

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15日、中国最大の貿易商談会「広州交易会」が始まったが、初日に海外のバイヤーが買い付けた中国製品の成約額は7000万ドルで、昨年の7638万ドルから10%の落ち込みを見せた。

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2009年4月15日、広東省広州市で中国最大の貿易商談会「広州交易会(中国輸出入商品交易会)」が始まった。今年は世界的な金融危機の影響で出展企業数が減少し、初日の成約額は前年比約10%減にとどまった。16日付で広州日報が伝えた。

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交易会初日の成約総額は7000万ドルで、昨年の7638万ドルから約10%のマイナスとなった。そんな中、広州市は出展企業525社と過去最多を記録し、新規出展企業も順調な滑り出しを見せ、気勢をあげている。広州市の出展企業をまとめる「広州交易団」の責任者によると、今回の広州団の出展企業は昨年より31社多く5.9%増。うち、新規出展は68社で団全体の約13%を占めている。

今回の交易会の特徴は、海外バイヤーが製品の質よりも価格にこだわっている点にある。欧州から参加したバイヤーは「ヨーロッパでは陶器や銀器以外の食器は売れなかったのに、今では値段の安いプラスチック製品が売れ筋になっている」とし、米国人バイヤーは「とにかく安い製品が良く売れる。中国製品は卸値が安いから利ざやが大きい。我々にとってはありがたい商品」と話していた。(翻訳・編集/本郷)

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