Record China 2009年4月20日(月) 11時59分
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18日、全世界の自殺者数が年間100万人に上り、うち3割を中国が占めることが明らかになった。写真は中国の大学に設けられたカウンセリングルーム。
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2009年4月18日、全世界の自殺者数が年間100万人に上り、うち3割を中国が占めることが明らかになった。シンガポールの華字紙「聯合早報」が伝えた。
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英オックスフォード大学のキース・ホートン教授とベルギーのヘント大学病院のKees van Heeringen博士が英医学誌「ランセント」に発表したレポートによると、全世界で自殺は死亡原因の1.5%を占めるという。自殺率が高いのは中国、日本、カザフスタン、フィンランド、ラトビア、ハンガリーで、自殺者数は10万人あたり20人以上。自殺率が特に高いリトアニアでは同40人に上るという。
中国では自殺は死亡原因の3.6%と世界平均より高く、全世界の自殺者の3割を占めるという結果に。中国農村部では女性の自殺・自殺未遂が珍しくなく、その手段は農薬の服用が目立つ。反対に米国、カナダ、オーストラリアは自殺率が低く、10万人あたり15人、ギリシャ、メキシコ、ブラジル、イラン、エジプトはさらに低く、同5人となっている。
一般的に自殺者は女性より男性が多く、一年間では春が最も多いと言われている。また、世界的な景気後退のなかで、若い男性の間で自殺が急増していると指摘する専門家もいる。(翻訳・編集/SN)
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