Record China 2009年4月21日(火) 12時3分
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20日、来年開催の上海万博に出展する日本パビリオンの名称とシンボルマークが発表された。名称は中国人女性の発案で「紫蚕島 (日本語名称:かいこじま)」に決まった。写真は上海万博の敷地模型。
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2009年4月20日、来年開催の上海万博に出展する日本パビリオンの名称とシンボルマークが発表された。日本の華字紙・中文導報の報道。
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2月末に日中両国で公募したパビリオン愛称は、3600通あまりの応募の中から中国人女性の作品「紫蚕島 (日本語名称:かいこじま)」に決まった。「中国人にとって親しみやすく、言いやすい名称を」との条件に合致したもの。また、蚕(かいこ)の繭(まゆ)に似た形状で、全体がうす紫色に覆われるパビリオンの外観を表現している点も評価された。日本経産省は「未来に向かって大きな理想のもと、いつまでも成長、発展し続ける両国の願いを表現できた」としている。
紫は日中両国にとって高貴を象徴する色であり、蚕は中国で不老不死を意味する。また、蚕から作られる絹織物の生産技術は中国から日本へ伝わったものであり、日中両国のつながりを象徴している。
2月末から建設が開始されている日本館の敷地面積は6000平米で、予算総額は130億円。上海万博に出展する外国のパビリオンとしては最大規模となる。「生命体のように呼吸する建築」をコンセプトとし、日本伝統の“環境との共生”を反映する。上海万博は来年5月より半年間開催される。(翻訳・編集/愛玉)
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