<女子サッカー><続報>「替え玉」選手投入は国も同意、関係者が暴露―中国

Record China    2009年4月22日(水) 11時19分

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2009年4月、中学生サッカー世界大会の女子の部で優勝した重慶市大坪中学が、チームに助っ人選手を加えていたことが発覚、大きな波紋を呼んでいる。同中学関係者は中国政府が「替え玉」に同意していたと暴露した。写真は世界大会に参加した大坪中学チーム。

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2009年4月、サッカー世界大会「World Schools Championship」の女子の部で優勝した重慶市大坪中学だが、チームに助っ人として中国ジュニアユース代表選手を加えていたことが発覚、大きな波紋を呼んでいる。大坪中学監督は中国教育部が助っ人選手を全国から選抜する権利を与えたと発言している。21日、楊子晩報が伝えた。

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今月5から13日にかけてトルコのアンタルヤで国際学校スポーツ連盟(ISF)主催の「第21回World Schools Championship」が開催された。12日に行われた女子決勝戦では中国代表の重慶市大坪中学が見事優勝した。大坪中学は5試合で28得点を決める圧倒的な力を見せつけたがそれもそのはず。在校生はわずかに2名、残りは助っ人選手、すなわちジュニアユース中国代表選手で構成されていたという。

大坪中学女子サッカーチームの李衛平(リー・ウェイピン)監督は「われわれは国家代表だった」と反論している。教育部学生体育連合会が同氏を監督に指名、さらに全国の選手を選抜する権利を与えたという。大会前、大坪中学チームは広西チワン族自治区でトレーニングキャンプを実施したが、参加選手は大坪中学出身者10人と全国から集めた助っ人選手20人で構成されていた。キャンプの結果、最終的に18人の選手が選抜されたという。大坪中学のある関係者は「教育部の同意の下に実施した行為であった」とコメント、今回の「替え玉事件」が国家ぐるみのものであったと暴露している。(翻訳・編集/KT)

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