首相が教える中華料理、「3つの秘訣」を伝授―中国

Record China    2009年4月24日(金) 18時25分

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20日、中国の温家宝首相がこのほど、「あっさりと、瑞々しく、温かく」という中華料理の3つの秘訣を明らかにした。この秘訣は単純だが、科学的な根拠があるという。資料写真。

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2009年4月20日、香港の中国評論通信社によると、中国の温家宝首相はこのほど視察で一般家庭を訪れた際、「あっさりと、瑞々しく、温かく」という中華料理の秘訣を明らかにした。この秘訣は単純だが、科学的な根拠があるのだという。

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「あっさり」は、油と塩をひかえること。近年、中国では肥満が急増し、高血圧も年々増加の一途をたどっている。高い塩分と油脂分は高血圧を引き起こす危険性が高く、塩や醤油、漬け物といった塩分の高い食べ物を少なく摂取することが大事だとされている。

「瑞々しく」は、水分の多い食事をとること。例えば、お粥は水分が90%以上だが、米飯は70%前後、小麦粉を使った中国の伝統的な主食「マントウ」(饅頭)は55%と水分が少なく、同じように摂取した場合、水分の多い食事をとるほうがカロリーが少なく健康的だという。また、食事の前や最中に十分な水分をとることも肥満の予防に効果的だとされている。

「温かく」は、適度な温かさの食事をとること。温かい料理は胃腸にやさしく、中国では古くから温かい料理が好まれている。熱すぎる料理は食道の炎症を招きやすく、冷たい料理は消化されにくいとされている。(翻訳・編集/岡田)

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