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22日、最新の調査結果によると、中国の女子児童の第二次性徴は平均9.2歳から始まり、30年前の平均12.5歳より3.3歳も早くなっていることが明らかになった。写真は上海の小学校。
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2009年4月22日、中華小児科学会内分泌および遺伝代謝病学組の副組長で、広東省広州市にある中山大学付属第一医院小児科教研室主任の杜敏聯(ドゥー・ミンリエン)教授は広州紙・羊城晩報の取材に応じ、中国の女子児童の第二次性徴は30年前の平均12.5歳に比べて3.3歳早い9.2歳であることを明らかにした。
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中華小児科学会は03年より全国9つの省と大都市に住む小・中・高生約4万人を対象に、成長と発育に関する専門調査を実施。その結果、女子児童の早熟化が全国的に進んでいることが判明した。その原因について杜教授は、豊かになった食生活に加え環境汚染で生じた内分泌かく乱物質(環境ホルモン)をあげている。さらに少数ではあるが、成人向けの健康食品の長期摂取により発育異常を起こした子供もいるという。
中山大学付属第一医院小児科では、広州市内の小学校5校に通う300人以上の女子児童の成長状況を10年間にわたって独自に調査。その結果、女子児童の身長は第二次性徴期に平均で約8.5cm伸びており、30年前に155cmだった最終平均身長は159cmと4cm高くなっていることが判明した。(翻訳・編集/本郷)
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