Record China 2009年4月25日(土) 20時46分
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25日、台北市で中国人ツアー客の乗ったバスが37階から落下したクレーンの直撃を受け7人が死傷した事故について、同ツアーを企画した旅行会社が無資格で台湾旅行を主催していたことが判明した。写真は事故現場。
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2009年4月25日、揚子晩報によると、中国人ツアー客を乗せた観光バスが24日、台北市内を観光中にビルの37階から落下した大型クレーンのアーム部の直撃を受け7人が死傷した事故で、同ツアーを企画した広東省の旅行会社が無資格で台湾旅行を主催していたことが判明した。
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事故に巻き込まれた中国人観光客25人は全員、広東省東莞市在住。同市の関係部門は24日、ツアーは広東省広州市の麗景国際旅行会社が企画したものと発表した。同社は台湾行きのツアーを企画主催する資格を有しておらず、名義上の主催会社は広東省珠海市にある珠海拱北口岸中国旅行社になっていた。
珠海市観光局によると、珠海拱北口岸中国旅行社は香港中国旅行社に属しており、中国の旅行業界では大手。同社社長は現在、現地の台北市で事故処理にあたっており、そのほかの重役は遺族や被害者家族のために動いているという。
台湾ツアーの参加者には旅行保険の加入が義務づけられており、旅行会社が加入している保険と工事現場の請負会社からの賠償金などを含めて、犠牲者の遺族に少なくとも55万元(約770万円)が支払われる見込み。(翻訳・編集/本郷)
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