<ゴールド>人民元国際化に備え備蓄量を積み増し、金相場に波及―中国

Record China    2009年4月27日(月) 19時7分

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24日、中国外貨管理局の胡暁煉局長は、08年の「中国国際収支」を発表、黄金の備蓄量が1054トンに達したと発表した。備蓄量で世界第5位となったという。写真は投資用黄金インゴット。

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2009年4月24日、中国外貨管理局の胡暁煉(フー・シャオリエン)局長は、2008年の「中国国際収支」を発表、黄金の備蓄量が1054トンに達したと発表した。備蓄量で世界第5位となった。25日、新京報が伝えた。

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21世紀に入り、中国は黄金の備蓄量を大幅に増やしている。2001年には394トンから500トンに増加、03年には600トンに増加した。以来5年間で454トンが積み増され、1054トンに達したという。専門家によると、備蓄の目的は外貨資産の価値保護及び将来の人民元国際化に備えた準備だという。ただし中国の外貨備蓄に占める黄金の割合はいまだ2%未満にとどまっている。欧州連合(EU)の60.8%をはじめ先進国でこの比率は40〜60%に達している。

中国の黄金備蓄増の知らせを受け、黄金価格は上昇した。24日、ニューヨーク商品取引所では黄金先物価格が1オンス=906.6ドル(約8万8100円)と4月12日以来の高値をつけた。また中国の関連株も上昇している。(翻訳・編集/KT)

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