中国、「10年内に最大の経済大国」に=新興国への投資で―独銀

Record China    2009年4月27日(月) 8時1分

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23日、ドイツ銀行の馬駿中華圏首席エコノミストは、10年以内に国内総生産(GDP)で中国が米国を抜くとの予測を発表した。資料写真。

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2009年4月23日、ドイツ銀行の馬駿(マー・ジュン)中華圏首席エコノミストは、10年以内に国内総生産(GDP)で中国が米国を抜くとの予測を発表した。24日、環球時報が伝えた。

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米ウォールストリートジャーナル紙のウェブサイトによると、馬氏は香港の投資会議に出席、新興市場の経済成長に支えられ中国が急成長するとの見方を示した。新興市場は今後10年間の世界のGDP成長分の70%を占めると推測されているが、中国は2兆ドル(約195兆円)の外貨準備の新興市場への投資と、国際通貨基金(IMF)への出資増加を通じて影響力を拡大させていくという。

また、中国は人民元レートの緩やかな上昇を許容すると同時に人民元の基軸通貨化を狙っていくと予測されている。その結果、2020年代初頭には米国を抜いて世界最大の経済大国に成長するという。ドイツ銀行は以前より中国経済が米国を追い抜くと予測していたが、今回の発表は交代時期について従来の予測をさらに早めたものとなった。(翻訳・編集/KT)

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