遠く離れたモンゴルから砂じんが飛来=農作物に被害の可能性も―台湾

Record China    2009年4月28日(火) 10時11分

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2009年4月、台湾では25日より砂じんが猛威を振るっている。台北市士林観測所では1立方メートルあたり1088ナノグラムの砂じん濃度を記録、観測史上最高となった。写真は内モンゴル自治区のクブチ砂漠。

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2009年4月、台湾では25日より砂じんが猛威を振るっている。台北市士林観測所では1立方メートルあたり1088ナノグラムの砂じん濃度を記録、観測史上最高となった。台北市内も砂じんで覆われ、まるでもやがかかったようになっている。27日、新京報が伝えた。

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この砂じん、遠く離れた内モンゴル自治区から飛来したもの。24日夜に前線が台湾を通過、北方高気圧の移動に伴い砂嵐が運ばれてきた。新竹県以北の観測所30カ所ではすべて1立方メートルあたり800ナノグラム以上の砂じん濃度を観測、1995年に台北県で観測された586ナノグラムの記録を大きく塗り替えた。

26日の雨により砂嵐は弱まったものの、専門家は地面に落ちた砂じんが農作物を汚染する可能性があると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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