<豚インフル>養豚業者が風評被害を懸念―中国

Record China    2009年4月28日(火) 10時50分

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27日、人から人へ感染する豚インフルエンザの発生を受け、中国の養豚業者は風評被害で豚肉の売り上げが減り、価格が暴落することを懸念している。写真は江蘇省の養豚場。豚インフルエンザの発生を受け、27日、消毒や予防注射などの措置が取られた。

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2009年4月27日、人から人へ感染する豚インフルエンザの発生を受け、中国の養豚業者も風評被害で豚肉の売り上げが減り、価格が暴落することを懸念している。中国新聞網が伝えた。

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河北省承徳市で養豚場を経営する蘇蕊(スー・ルイ)さんは豚インフルエンザ発生のニュースを知ってから、落ち着かない日々を過ごす。豚肉の価格は今年に入り、急速に下落。今年2月の1kgあたり18元(約254円)から、前年同期比4割減の11.5元(約155円)にまで落ち込んだ。これ以上の価格低下が続けば、経営が成り立たない。

今のところ市場では豚インフルエンザの影響と見られる現象は見られないものの、これから夏にかけて需要の低下が見込まれる。蘇さんは経営者でありながら人を雇う余裕もないため、豚の餌やりから雑用まで黙々と身体を動かす日々が続いている。(翻訳・編集/NN)

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