<続報>仏の玉爾競売、なぜこの時期に?狙いは、中国反発→関心増大→価格上昇?―中国紙

Record China    2009年4月29日(水) 12時25分

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2009年4月27日、香港紙・文匯報はフランスのオークション会社「Beaussant-Lefèvre」が円明園から流出した皇帝の玉爾をオークションにかけることを報じた。写真は国際的な問題へと発展した十二支像オークション事件の銅像(レプリカ)。

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2009年4月27日、香港紙・文匯報はフランスのオークション会社「Beaussant-Lefèvre」が円明園から流出した皇帝の玉爾をオークションにかけることを報じた。28日、中国新聞網が伝えた。

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この玉爾は1860年の第二次アヘン戦争の際、フランス軍のVassoigne将軍が持ち帰ったもの。将軍の子孫が売却を決めたという。オークションのスタート価格は30万ユーロ(約3820万円)が予定されている。

流出文化財といえば、同じく円明園から流出した十二支像のオークションが話題となったばかり。同事件は中国人のナショナリズムを高揚させるとともに、対仏感情を大きく悪化させる要因ともなった。ある現地アナリストは、十二支像オークション事件が解決しない今、円明園の流出文化財をオークションにかけるのは話題性を狙い値段をつりあげる目的があると指摘した。(翻訳・編集/KT)

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