2009年4月29日、中国新聞網によると、重慶市で昨年離婚した夫婦の数が7万6000組余りと、5年ぶりに減少に転じた。

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統計によれば、重慶市では2003年から離婚件数が増加の一途をたどり、03年には3万組、04年には4万組、05年5万組、06年6万組、07年7万8000組と、離婚に至る夫婦が毎年約1万組のペースで増えていた。

08年は前年と比べ約2000組減少し、7万6013組が離婚。専門家は、経済情勢の悪化や大規模な自然災害によって安定した家庭への欲求が高まったことなどが離婚の減少に大きく影響したのではないかと話している。

また、03年に「婚姻登記条例」が施行され、離婚手続きが簡略化されたことや80年代生まれの若年世代が結婚適齢期に入ったことで、「スピード婚」や「スピード離婚」が一時的に増えたが、次第に落ち着いてきたのではないかと見られるという。（翻訳・編集/岡田）