Record China 2009年5月1日(金) 23時8分
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4月30日、パリの有名な中華料理レストランのオーナーが、仏国営放送が中華料理業界に関する偏向報道を行ったとして、これに抗議する文章を雑誌に掲載した。資料写真。
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2009年4月30日、フランスの華字紙「欧洲時報」によると、パリの有名な中華料理店「禅庄花園」のオーナー、陳世明(チェン・シーミン)氏は4月22日付の日刊紙「フィガロ」の折り込み雑誌「フィガロ・スコープ」に「中華料理、フランス料理、ともに人々に敬われる伝統料理」と題した文章を発表。仏国営放送「フランス2」が行った中華料理に対する偏向報道を非難した。中国新聞社が伝えた。
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「中華料理とフランス料理はどちらも世界で有名な美食であり、フランスにおける中華料理レストランも多くのフランス人から愛されて今日の地位を築いた」と話す陳氏のレストラン「禅庄花園」はパリ8区のシャンゼリゼ通り近くにある大型レストラン。「フランス2」の番組スタッフは同レストランに取材の申し込みをしながら、何の連絡もないまま当日の取材をすっぽかし、その後レストランの方から番組スタッフに電話をすると「撮影する時間がない」と断ったという。
だが「フランス2」の制作したアジア料理をテーマとした番組は中華料理だけをとり上げて、「パリにある100軒もの中華料理レストランで同番組の取材に応じた店は一軒もなかった」と報道。さらに闇の食品加工場を紹介し、中華料理レストランで売られている80%の食品が衛生基準をクリアしていないと報じた。
陳氏は、同番組の報道は「中華料理業界全体のイメージを著しく傷つけ、おとしめようとするもの」と強く非難。同業者に対し「1人でも多くの人間がフランス2に対し抗議の声をあげることが大切」と呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)
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