<四川大地震>被災から1年、連休は押し寄せる観光客と交通渋滞―四川省綿陽市

Record China    2009年5月4日(月) 10時23分

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3日、昨年5月に発生した四川大地震からまもなく1周年。被災地では「五・一」連休を迎えて観光客が殺到し、宿泊施設や一般道路などに影響が出ているという。写真は北川チャン族自治県を訪れた旅行客たち。

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2009年5月3日、昨年発生した四川大地震からまもなく1周年。被災地では復興に向けて住民たちが力を合わせて頑張っている。そんな被災地の現状を雲南省「生活新報」が伝えた。

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2008年5月12日午後2時28分、四川省アバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川県にてマグニチュード8.0の巨大地震が発生。多くの尊い命が失われた未曾有の大災害に中国だけでなく全世界の人々が涙を流した。あれから1年、最大の被災地の1つである綿陽市北川チャン族自治県では2日、多くの観光客が殺到し一部区間で交通渋滞が発生したほか、隣の安県では宿泊施設が予約でいっぱいになっているという。

地震により崩壊した北川チャン族自治県の中心部はいまだ立ち入り禁止区域となっているため、見学希望者は遠く離れた山の中腹から眺めることに。今回の連休に先立ち、四川省政府は観光客の被災地への立ち入りを制限する通達を示したため、綿陽市や徳陽市、成都市から車で訪れた観光客は被災地へたどり着く前にUターンを余儀なくされた。北川チャン族自治区中心部から車で40分ほど離れた場所にある綿陽市安県では、宿泊施設が見つからずにあきらめて帰る人も続出したという。だがこうした状況も、連休が終われば自然に治おさまるとみられている。(翻訳・編集/本郷)

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