自国民帰国のため相互にチャーター機を派遣―中国・メキシコ

Record China    2009年5月5日(火) 12時6分

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5月4日、中国とメキシコは相手国に滞在中の自国民を帰国させるため、互いにチャーター機を飛ばすことで合意した。写真は上海市のホテル。アエロメヒコ098便に乗っていた乗客68人が隔離されている。

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2009年5月4日、中国及びメキシコは相手国に滞在中の自国民を帰国させるため、互いにチャーター機を飛ばすことで合意した。新華社が伝えた。

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中国では新型インフルエンザの発生以来、メキシコ人をホテルに隔離するなどの対策を進めていた。これに対しメキシコ政府からは「差別的な待遇」などと批判の声があがっている。またメキシコ滞在中の中国国民も航空便1便が取り消された関係で足止めされていため、両国は互いにチャーター機を飛ばし自国民を帰国させることとなった。

4日付の環球時報は、米国や日本、欧州各国でも感染対策として隔離が実施されており、中国政府の対応も正当なものであると主張。また中国は新型インフルエンザ発生以来、初めて大規模な援助を行った国であると指摘した。現金100万ドル(約9900万円)と物資400万ドル(約4億9600万円)が贈られたという。またメキシコは現在中国からマスクの購入を求めていることを明かしている。現在、中国のインターネットではメキシコ批判が高まっているが、環球時報が挙げた点はその論拠として用いられている。(翻訳・編集/KT)

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