Record China 2009年5月6日(水) 18時54分
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2009年5月、新型インフルエンザの世界的な感染拡大に伴い、北京市ではマスクや消毒液などの売り上げが急増、一部で品切れになっているという。写真は北京首都国際空港。旅客の多くがマスクをしている。
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2009年5月、新型インフルエンザの世界的な感染拡大に伴い、北京市ではマスクや消毒液などの売り上げが急増、一部で品切れになっているという。5日、北京晩報が伝えた。
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4日午後、北京各地の薬局では、店員が「マスクは売り切れました」と説明する姿が目についた。4月30日以来売り上げが急増、しかも仕入れも難しくなったとして売り切れが相次いでいるという。漢方薬の板藍根、抗ウイルス性の風邪薬もよく売れている。
スーパーでは消毒液の売り上げが急増している。衣類用、手洗い用、バス石けんなど殺菌効果をうたっているものはすべてよく売れているという。ある販売員によると4月末から5月3日までの売り上げがピークだったとのこと。消費者の心理が落ち着いてきたのではないかと話している。
一部では予防策として漢方薬の板藍根を服用する動きが広がっているが、中国健康教育センターの任学鋒(レン・シュエフォン)氏は、板藍根の有効性は証明されていないと指摘、どんな薬物も個人の状況にあわせ医師と相談して服用するべきだと警告している。(翻訳・編集/KT)
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