麻生首相が会談すべきは「南京!南京!」の監督ではないか?―中国ブログ

Record China    2009年5月6日(水) 15時28分

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3日、「麻生首相の映画外交の対象は馮小剛監督1人ではない」という文章が中国のブログに掲載され、麻生首相と馮監督との会談についての見解を述べた。写真は訪中時の麻生首相。

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2009年5月3日、司馬平邦(スーマー・ピンバン)と名乗る作者が鳳凰ネットのブログで「麻生首相の映画外交の対象は馮小剛(フォン・シャオガン)監督1人ではない」という文章を掲載。麻生首相と馮監督との会談についての見解を述べた。

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麻生首相は訪中の際、北海道を舞台の一部にした大ヒット映画「誠実なおつき合いができる方のみ(原題:非誠勿擾/If You Are the ONE)」の馮監督と会談した。これに対し作者はまず、「日本の首相が中国映画や中国の監督にこれほどの敬意を表明したことはかつてない」と驚きを示した。

続いて「日本映画『君よ憤怒の河を渡れ(中国語タイトル:追補)』や『TORA!TORA!TORA!(虎虎虎)』が中国で大反響を巻き起こしたことはあったが、中国映画が日本人からこれほどまでに注目されたことはなく、現在の中国映画業界が秘める影響力の大きさを示している」と論評する。

さらに作者は、「馮監督との会談は、中国人観光客の来日などを期待する麻生首相の政治パフォーマンスの1つかもしれないが、日本の首相として中国国民に対し好印象を与えた」と評価している。

作者は最後に「こうした『映画外交』が続くことを願う」としながら、両国間の歴史問題や領土問題に言及し、「麻生首相が会談して感謝すべき映画監督は『南京!南京!』の陸川(ルー・チュアン)監督ではないのか」と締めくくっている。(翻訳・編集/HA)

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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