【速報】乗客情報システム故障 全国の空港で旅客が足止め

Record China    2006年10月11日(水) 10時43分

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中航信の乗客情報システムの故障により、全国の空港でフライトに影響が出た。

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2006年10月10日の午後1時35分、北京市の首都国際空港の中国民航情報ネットワーク股分有限公司(以下中航信)のシステムに故障が起き、全国の空港の乗客情報などが表示されなくなった。このため14時20分に回復するまでの55分間、全国の空港が運営できなくなるという重大な事故が起こった。

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空港が運営できなくなったのは、中航信が開発した空港の乗客情報システムの故障によりフライト情報の検索ができなくなり、旅客の搭乗手続きを行えなくなったため。首都国際空港では33便が出発できなくなり、約1000人の旅客が空港で待機している。

広東(かんとん)省広州(こうしゅう)市の白雲国際空港では、故障発生の15分後、直ちにグループ会社が自主的に開発したバックアップシステムをスタートさせ、旅客の搭乗手続きを行った。それでも北京、上海、長春(ちょうしゅん)、南京(なんきん)、南寧(なんねい)、長沙(ちょうさ)、温州(おんしゅう)、香港、東京行きなどの約20フライトに影響が出た。このため約2000人が空港で待機することになった。

今回全国の空港すべてが影響を受けたため、この事故による遅延や運航中止となった便の合計数は、現在把握できていない状況だ。

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