2009年5月6日付の中国新聞社によると、中国バスケットボール協会は5日、中国男子代表チームの監督として元代表選手の郭士強（グゥオ・シーチアン）氏を指名した。

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これまで、中国のバスケットボール・バレーボール・サッカーの各代表チームには国外の監督も多く採用されていたが、今回、その6人すべてが国内の人材に一新されるところとなった。また、北京五輪を率いた外国人監督の中で中国に残留するのは、フェンシングのクリスチャン・バウアー監督(フランス人)のみになると見られ、女子ホッケーの金昶伯氏や、女子シンクロの井村雅代氏も含め、多くの外国人監督・コーチが解雇されたという。

著名で優秀な外国人指導者陣の多くを手放す要因は、経済的な面が大きいと見られている。北京五輪後、スポーツに投入する経費は大幅に減少しており、サッカー協会やバスケットボール協会も外国人指導者への支出が高いとして、国内の人材を採用するほうが現実的だとの考えを示していたという。（翻訳・編集/岡田）