2009年5月6日、香港紙・文匯報は「日本人が『小日本』でなくなった秘密」と題した記事で、明治維新後に日本人の平均身長が急速に伸びたのはスポーツの普及と関係があると分析した。

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記事によれば、日本人成年男子の平均身長は14世紀から19世紀後半まで157cmに止まっていたが、明治維新からの約100年で一気に170．7cm（1993年現在）にまで伸びた。一方、中国人成年男子の平均身長は169．7cm（2000年現在）。あれほど日本人を「小日本」と馬鹿にしていたのが、気が付けば1cmも追い抜かれていた。江蘇省高郵市の遺跡で発見された6000年前の男性遺骨の平均身長も170cm前後。つまり中国人は6000年もの長い間、身長がほとんど変わっていないことになる。

ではなぜ日本人の身長がこれほど短期間で伸びたのか？記事は日本が明治以来推進してきた「スポーツの普及と振興」にあると分析する。日本では学校ごとに体育館やプールなどのスポーツ施設が整い、子供たちは授業やクラブ活動で毎日のように汗を流す。記事はこうした日本の国策が奏功し、日本人に「小日本」の汚名を返上させたと指摘した。（翻訳・編集/NN）