高級ブランド買いあさる中国人富裕層、人気は海外物=国産ブランドは育たず!

Record China    2009年5月9日(土) 5時4分

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2009年5月、米フォーブス誌は「世界最強ブランドトップ10」を発表した。1位に輝いたのはルイ・ヴィトンだが、今後は中国富裕層が主要な顧客になるという。写真は上海市のルイ・ヴィトン専門店。

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2009年5月、米フォーブス誌は「世界最強ブランドトップ10」を発表した。1位に輝いたのはルイ・ヴィトンだが、今後は中国富裕層が主要な顧客になるという。

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09年1月時点で世界の国別奢侈品消費額トップ3は日本、中国、米国となっている。しかも金融危機の影響を受け、日本や米国、欧州などの先進国では奢侈品消費が減少しているのに対し、中国では増加しており、10年には中国は日本を抜くことが確実視されている。

工人日報の石述思(シー・シュウシー)主任はブログでパリのルイ・ヴィトン本店を訪れた経験を書いている。日本人が行列をなしているのかと思えば実は中国人だったという。あまりの人気に一人2点までと購入制限があるほど。店員も簡単な中国語をマスターしていたという。

中国富裕層にとって高級ブランドなどの奢侈品は成功の証。それだけに強いニーズが存在する。しかし中国では山寨(パクリ)商品が花盛り。高級ブランドはすべて海外メーカーに握られている。石主任は、中国富裕層は海外ブランド品を買いあさるだけではなく、中国自身のブランド品を作り上げてほしいと苦言を呈している。(翻訳・編集/KT)

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