<四川大地震>死亡・不明の児童ら5千超、手抜き工事取材の外国プレスに妨害相次ぐ―英紙

Record China    2009年5月8日(金) 21時56分

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7日、昨年5月に発生した四川大地震から間もなく1年。四川省政府は記者会見を開き、震災で死亡・行方不明となった児童・生徒の数は5335人に上ると発表した。写真は震災から間もなく1年を迎える被災地。

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2009年5月7日、昨年5月に発生した四川大地震から間もなく1年。四川省政府は記者会見を開き、震災で死亡・行方不明となった児童・生徒の数は5335人に上ると発表した。英BBC放送の中国語版サイトが伝えた。

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昨年5月12日に発生した四川大地震では校舎の倒壊が相次ぎ、多数の児童・生徒が犠牲となった。震災直後から遺族らが原因は手抜き工事にあるとして行政の責任を厳しく追及してきたが、同省建設庁の楊洪波(ヤン・ホンボー)庁長は会見で「調査の結果、建築の質が原因で倒壊を招いた例は見られなかった」と強調した。

また、この問題を取材しようとする外国人記者への妨害も相次いでいる。シンガポールの華字紙・聯合早報の記者は2日、綿竹市で校舎の下敷きになって死亡した児童の遺族を取材中、現地役人から「今すぐここを離れなければ捕まえる」などと脅された。

フィンランド国営放送の記者も5日、同市富新第2小学校付近で取材中、何者かにカメラなどの機材を奪われそうになり、カメラマンは車から引きずり出されそうになった。英フィナンシャルタイムズの記者も6日、同市政府に生還者に対する取材申請をしたところ、役人から脅しを受けたという。(翻訳・編集/NN)

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