<中華経済>4月の消費者・生産者物価指数、共に下落幅拡大=新型インフルなど影響―中国

Record China    2009年5月12日(火) 5時54分

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11日、中国国家統計局は2009年4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1.5%下落、生産者物価指数(PPI)は同6.6%下落したと発表した。写真は江蘇省淮安市の養豚場。

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2009年5月11日、中国国家統計局は2009年4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1.5%下落、生産者物価指数(PPI)は同6.6%下落したと発表した。CPIの下落幅は3月より0.3ポイント、PPIは同0.6ポイント拡大しており、市場予測より大きかった。

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このデータについて中国中央電視台(CCTV)のニュースは「世界金融危機と新型インフルエンザ発生の影響を受けたもの」と分析した。CPIの要素のうち、豚肉価格は前年同期比で28.6%下落し、肉・肉製品全体の価格の下落率を引き上げた。3月の豚肉価格の下落率は23.0%だった。

また、中国の経済ニュースサイト・金融界によると、長江商学院の周春生教授はCPIとPPIの下落幅が拡大したことについて、「前年同月の数値が高かったことも要素のひとつだ」と指摘。物価下落の流れは今後も続き、09年第3四半期(7−9月)に入ってようやく下落幅が縮小に向かうとの見方を示した。周教授は、「物価が上昇に転じるのは2010年に入ってから」と予測している。(翻訳・編集/WT)

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