子供を故国の親に預ける中国系住民が急増!自ら保育の余力乏しく―カナダ

Record China    2009年5月14日(木) 3時29分

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12日、生活や仕事が忙しく、十分な子育てが出来ないとして、生まれて間もない子供を中国本土に住む家族の元へ預ける華人がカナダで増えている。資料写真。

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2009年5月12日、生活や仕事が忙しく、託児所の費用が高すぎるなど、満足の行く子育てが出来ないとして、生まれて間もない子供を中国本土に住む家族の元へ預ける華人がカナダで増えているという。海外在住中国人向け電子掲示板サイトへの投稿より。

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ヨーク大学の心理学教授らが行った調査研究では、カナダとアメリカに住む移民の間で、子供を本国へ送り、学齢期になってから手元へ呼び戻すケースが急速に増えていることがわかった。この研究報告は、乳幼児精神保健の専門誌「Infant Mental Health Journal」に掲載されている。

こうしたケースは「サテライトベビー」と呼ばれ、北米の各大都市で多く見られるが、とくにカナダ・トロント在住の中国系住民の間で増加しているという。調査によれば、中国系のサテライトベビーは年間2000人前後にのぼり、両親はいずれも子供と離ればなれになることを望んでいないものの、本国から祖父母を呼び寄せ子供の面倒を見てもらうことも難しく、現地の人々の間では将来のためにはやむを得ないことだと考えられているという。

この投稿記事には、「育てられないなら子供をつくるな」「人としての情に乏しい」といった否定的なコメントが多数寄せられているが、中には「致し方ないことだ」と理解を示すコメントも見られる。(翻訳・編集/岡田)

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