アジアの海軍予算、5年以内に米国に次ぐ世界第2位に―米調査会社

Record China    2009年5月14日(木) 7時38分

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12日、アジア諸国の海軍予算は今後5年以内に欧州連合(EU)を抜き米国に次ぐ世界第2位になると、海事関連の米調査会社が予測した。写真は先月28日、ソマリア沖での護衛任務を終え海南省の軍港に帰還したミサイル駆逐艦「武漢号」と「海口号」。

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2009年5月12日、シンガポールの華字紙・聯合早報によると、アジア諸国の海軍予算は今後5年以内に欧州連合(EU)を抜き米国に次ぐ世界第2位になると、海事関連の米調査会社が予測した。環球時報が伝えた。

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米調査会社AMIインターナショナルのBob Nugent副総裁は、アジア諸国が今後5年間に艦艇を購入する予算は600億ドルに達し、米国とほぼ肩を並べることになると予測した。世界的な経済危機の中、海軍力の増強を図るアジア諸国に対し、米国やEUは予算減少の傾向にあるという。

同総裁によると、アジア諸国の中でも中国、日本、韓国が最も多く、それをしのぐ勢いでインドも台頭している。シンガポールやオーストラリアも具体的な軍備増強を計画しているほか、マレーシアやインドネシアなども安定した予算投入が見込まれるという。

同総裁はまた、アジア・太平洋の多くの国は海上貿易に頼っているため、海軍力の増強は経済発展を維持する上で必要不可欠と指摘。そのため、「経済危機であろうとも、海軍予算の増加は続けられるだろう」と予測した。(翻訳・編集/NN)

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