2009年5月13日、環球時報によると、AP通信は11日、世界の高級ブランドが中国市場での高い消費で経済危機を乗り越えようとしていると伝えた。

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映画業界で働く北京市在住の29歳の女性は、毎月2回ほどヴィヴィアン・ウエストウッドやクリスチャン・ディオール、アレキサンダー・マックイーンなど、お気に入りのブランド品を買いに出かける。つい先日も高級ブランド品を扱うレーンクロフォードで7000元（約9万8000円）の買い物をしたばかりで、「中国にも金融危機が来てるの？でも私の生活には変わりはないわ」と話す。

コンサルティング大手のベイン・アンド・カンパニーによれば、中国の高級品市場の販売高は約80億ドル（約7640億円）で、世界全体の3％。アメリカは市場の33％、日本は12％を占めているが、同社の予測では中国とブラジルの高級品市場は2012年までに急速に成長するとされている。世界全体の消費が伸び悩んでいる中、中国における2008年の高級ブランド品の販売高は25％増と大幅な成長を遂げており、今年は7％増となると予測されている。（翻訳・編集/岡田）